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睡眠のギモン!

 今日は睡眠に関連したよくある疑問についてお話しようと思います。

 まず、「何時間寝ればいいのか?」という疑問についてです。

 結論から申し上げますと、そんなものはなく、次の日に眠気を感じないだけ眠ればいいというのが答えです(他にも意見はあるかもですが・・・)。人は長く起きていたときは帳尻を合わせるように次の日は深く長い眠りに自然となるので、何時間眠ったとか、眠れなかったというのは考えるだけ無意味です。むしろ、それが原因で不眠になる方もいらっしゃいます(病的なものは除外して)。

 次は、「昼食後はなぜ眠くなるのか?」です。

 よく巷では消化のため、胃のほうに血液が行ってしまって、脳に血液が行かなくなるからと思っている人がいらっしゃいますが、そうではありません。とても重要な臓器である脳が血液不足となることはありえません。

 今現在考えられる原因は体内時計によって、覚醒が一時的に弱くなる時間帯であること、昼食による血糖値の上昇が覚醒物質であるオレキシンなどをつくる神経細胞の活動を弱めてしまうこと、満腹により、空腹のときにある食べるモチベーションが下がってしまうことなどが考えられています(他にも原因はあるかもしれませんが・・・)。

 最後に「なぜ、夢では変なことが当たり前のように起こるのか?」についてです。

 記憶には長期の記憶ではなく、瞬時に記憶し、すぐに消えていく作業記憶というものがあり、これは脳の前頭前野背外側部というところ行われています。浅い眠りであるレム睡眠のときに、前頭前野背外側部は特に機能が低下しています。作業記憶というのは意識や知能、認知と深い関係があります。そのため、夢の中ではおかしなことが平気で起こったりし、また、それを変だとも思わないのです。

 



2019年10月15日気になるカラダに効く話

 
副作用の有効利用

 薬には全て副作用が伴います。

 しかし世の中には、この意図した作用と異なる作用を有効利用することを考えた凄い人がいます。

 今回は副作用を逆手に取った薬を紹介します。

 まずは市販薬のドリエル。

 抗ヒスタミン薬の眠気を利用して寝つきを良くする薬とした販売されています。

 また、市販薬のリアップは、アメリカで内服剤として使用された際に多毛の副作用の報告があり、日本では外用剤として使用されることになりました。

 

 ルミガン点眼(緑内障の点眼剤)にはまつ毛が濃くなってしまう副作用があり、それを利用してグラッシュビスタと言うまつ毛を増やす薬として自費の処方薬として販売されています。

 リン酸コデインは咳止めとして広く利用されていますが、強い便秘の副作用があり下痢止めとしての利用もあります。

 

 このように一見有害な作用に見えても、使い方により有効利用できることは面白いだけでなく、ものの見方は一方向ではいけないと考えさせられる事例でした。

 



2019年08月20日気になるカラダに効く話

 
ジェネリック医薬品のススメ

 薬局に行くと「ジェネリック医薬品に変更しても構いませんか?」と聞かれることがよくありますよね。最近では当たり前のようにジェネリック医薬品を選択する方も多くなってきております。でも、なぜ薬局ではジェネリック医薬品をお勧めするのでしょうか。ただ、安くなるからなのでしょうか。

 

 ジェネリック医薬品とは

 浸透してきているのでご存知の方が多いとは思いますがジェネリック医薬品について復習しておきましょう。ジェネリック医薬品は特許が切れたため、開発などの経費を抑えて製造できます。薬価も抑えて販売できる医薬品です。CMでもあるように後から出す医薬品のため、先に開発された医薬品より飲みやすくする工夫もされていることがあります。例えば、錠剤を小さくしたり、苦みを抑えたり、お子様が飲みやすい味にしたり、水なしで飲めるようにしたりと各メーカーで工夫されております。有効成分が同じで成分量が同じ、効果も厚生労働省で承認されています。

 

 医療費の抑制効果

 薬局でジェネリック医薬品をお勧めする際に「お薬代が安くなる」という言葉をよく耳にすると思います。受診する皆さん自身のお支払いする医療費がお安くなるだけでなく、財政が厳しい国の医療費もお安くなるのです。2年に1度診療報酬の改定がありお薬代に直結する医薬品の薬価の大部分が引き下げられます。しかし下記の表のとおり、医療費が年々増加傾向であることは間違いありません。医療が高度化し今までにない効果を持つ医薬品が開発されることや高齢化が進んでいることがその一因ではあります。

 

                 厚生労働省:平成29年度医療費動向より

 

 これからもこの医療制度を維持していくためには少しでも医療費を安くすることが大切です。ジェネリックを選択することがその貢献となります。



2019年06月21日気になるカラダに効く話


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